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「でね、グルッペンがさー＿＿＿」
「それはヤバいですね…＿＿＿」
先輩と色んなことを話していると、いつの間に時間が経っていたのか１限目の終了を告げるチャイムがなってしまった
「あ、もう１限も終わったんで教室戻りますね」
「はーい、じゃあまたね！」
「では、さようなら」
先輩と別れたあと、廊下を歩いているとボクのクラスの外に人溜まりができているのに気が付いた
耳を澄まして聞いてみるとどうやら可愛い転校生が来たらしくそれをひと目見ようと集まってきたようだ
ボクはそれを無視して自分の席に座ると転校生が話しかけてきた
「ねぇねぇ、Aちゃんだっけ？私は祐奈っていうんだ！よろしくね！確か特待生なんだよね？今度勉強教えてもらえる？」
ボクとは全く違い、明るくて可愛い子だと思った
「ん…よろしくおねがいします。ボクは勉強は得意だけど教えるのはあんまり得意じゃないからそれでもいいならいいですよ…」
「やった！ありがとう！」
彼女が花のように笑うとまわりに集っていた人達の顔が赤く染まる
勉強を教えると約束したってその約束は果たされないのにな
＿＿＿
放課後になりボクは校門へ向かっていく
校門のまわりに女子たちが集まっているところがあり、何かと思って近づいてみた
そこにはボクの兄と生徒会の人たちがいた
そのうちの一人が周りの女子を帰るように促すと周りの人たちがいなくなった
すこし遠目から見ていたボクに気がつくと兄は近づいてきた
「A！はよ帰ろうや！」
…うるせぇ…
「……」
「シッマ嫌われとるやん！」
ゾム先輩もいたのか
「こんにちは、ゾム先輩。こんな兄とよく仲良くできますね」
「そりゃ1年の時から一緒のクラスやからな！」
「で、そちらの生徒会の方々は無視して帰ってもいいのですか？」
「あ、ごめんな、忘れとったわ」
「忘れるなや！」
小さい人がどこからその声が出ているのかと思うぐらいの大きさの声で叫んだ
「あれ？いないはずのロボロのこえが聞こえるわー」
「A、ロボロのこと見た？」
これは乗ったほうがいいのだろうが、あいにく誰のことかわからない
「ボクは誰のことかわからないので先に行ってますね。探すの頑張ってください」
「そこは助けてくれや！」
「ああ、ロボロ先輩とはあなたのことだったんですね」
「俺のこと誰にも言われずに一発で先輩だとわかった人はじめてや…」
身長のせいで年下と見られることが多いそうだがそれはボクも思った
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アイズ(プロフ) - 塩だよさん» お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (
レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - ななさん» 覚えていらっしゃらないかもしれませんが大変お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
なな - 塩だよさん» 仲間だ〜。一緒に待とう！ (2021年8月22日 16時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
塩だよ - 僕も待っています！更新って結構大変ですよね。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
なな - 更新待ってます。頑張ってください。 (2021年6月15日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明音 | 作成日時：2021年3月11日 18時
