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22. ページ23

knside

Aの部屋で手紙を見つけてから数日がたった

行き先を知ったあとから進展は一切ない

高校生にできることなんてたかが知れている

だけど、だからこそ精一杯の事をやっているつもりではある

グルッペンに調べてもらったところ、友達4人(・・)と一緒に仲良く過ごしている、とのことだった

youside

しにーと朝ごはんを食べたあと、先程の作業を再開する

僕がこの作業をしているのは、お金のため

僕の両親は、学費は払ってくれるけど、それ以外は何もしてくれない

家事だって自分でやっているし、欲しいものがあったら自分で稼いで買う

その事を他の人に言ってみたらおかしいよ、なんて言われてしまった

僕にとってはそれが普通なのに

ふと後ろをふりかえってみるとしにーが見ていた

「バレてた?」

「全然、偶然振り返っただけ」

「…またやってるの?やりすぎて体壊さないでね?」

「心配症だなあ…wしにーももうすぐテストなんだし勉強しなよ?」

「え"、すっかり忘れてた…」

テストと聞いて気分が下がったのか急に元気が無くなるしにー

「教えようか?もうすぐ終わるし」

そう言うと急に元気になる

「ほんと?やったー!」

「ほら、早く勉強道具持ってきて?分からないところ教えるから」

パタパタと尻尾を振っているかのように見えてしまうほど上機嫌に勉強道具をとりにいった

独りになった部屋でため息をつく

今回もいつまで持つのか(・・・・・・・・)分からない

「まだ、もう少しだけ持ってて欲しいな……」

sngmside

勉強道具を持ってくるために部屋に戻ると、スマホにメッセージが届いていることに気がついた

誰からなのか見てみると、シャオロンさんからだった

僕に対して聞きたいことがあるようだった

Aに電話してくると一言告げてから電話をかける

『…もしもし』

「あ、シャオロンさん?さっきメッセージ気づいたので、早めに言った方がいいかなと思ってかけたんですけど、忙しかったですか?」

『あー、いや大丈夫ですよ』

「よかったです…で、僕に聞きたいことってなんですか?」

『……なんでAはぺいんとさん達のことを避けてるんですか?』

やっぱりね…

「それはね、Aがこっちの中学校に通っていた時に起こったことが原因かな…」

『それって…?』

「話せば長くなるんだけど、大丈夫?」

そういうと、少し迷ったのか沈黙が続く

そして、覚悟を決めたのかこういった

『はい、お願いします』

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アイズ(プロフ) - 塩だよさん» お待たせ致しました! (3月28日 22時) (レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - ななさん» 覚えていらっしゃらないかもしれませんが大変お待たせ致しました! (3月28日 22時) (レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
なな - 塩だよさん» 仲間だ〜。一緒に待とう! (2021年8月22日 16時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
塩だよ - 僕も待っています!更新って結構大変ですよね。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
なな - 更新待ってます。頑張ってください。 (2021年6月15日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:明音 | 作成日時:2021年3月11日 18時

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