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僕は真っ暗な空間に立っていた
周りから聞こえるのは僕を責める声
映し出されるのは僕の真っ黒でぐちゃぐちゃな心
周りの声が大きくなっていくと共にひび割れてく心
僕はただそれを見ているだけ
心がパリンと音を立てて割れていった瞬間こちらを見ている少女が現れた
体の所々から血が出ている少女は手を伸ばしながらこう言った
「ねえ、なんで助けてくれないの？」
少女の手が僕に触れる寸前で目が覚めた
あたりはまだ暗くて何も見えなかった
時刻を確認すると4時半で、このまま寝るにも微妙な時間帯だ
持ってきておいたパソコンを開き、ソフトをたちあげる
傍目からは何が書いてあるかどうか理解すらできないであろう文字がびっしりと並んでいる
新たに文字を入力しながら考える
先程から夢で現れた少女の言葉が頭の中でグルグルとしている
「『なんで助けてくれないの？』か…」
僕に対して言った言葉なのか、はたまた他の誰かに対して言いたかった言葉なのか
そんな事などどうでもいいと言うように思考を無理やり切りかえた
資料を読み取って、分析して、考察して、入力する
ただそれだけの単純作業
ひたすらそうしていると、急に目の前が暗くなる
「だーれだ？」
聞きなれた声
「…しにー、おはよう」
「もー！部屋がくらい中でパソコンいじってたら目が悪くなるでしょ？電気つけてやりなよ！」
「いつもだから、平気」
「そういう問題じゃない！…難しそうなことやってるね…」
「？読み取って分析して考察して入力するだけだよ？」
「僕にはそれが難しいの！」
他愛もないことを喋っていると、しにーのお腹がなる
「w…朝ごはん食べに行こっか…」
「笑わないでよ！」
「笑っwてなwいよww」
「必死にこらえてるじゃん！もぉ！」
ふと時計を見るともう既に7時になっていた
リビングにいくと、もう既にしにーの両親は仕事に行っていたようだった
「しにー、何食べる？」
「え、えーとホットケーキ！」
「わかった、今から作るから待ってて」
手際よく生地をまぜていく
何枚か焼いて、テーブルへと運ぶ
そこには椅子の上でまるまって寝ているしにーがいた
「しにー？」
声をかけるとばっと起き上がった
「へ？あ、ぼ、僕寝てないからね！？」
「はいはいw」
笑いを堪えながら返事をするとしにーは頬をふくらませてこちらを見ていた
＿＿＿＿＿＿
更新遅くなってごめんなさい＜(_ _)＞
なるべく早めに更新しようとは思ってます
がんばります
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アイズ(プロフ) - 塩だよさん» お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (
レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - ななさん» 覚えていらっしゃらないかもしれませんが大変お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
なな - 塩だよさん» 仲間だ〜。一緒に待とう！ (2021年8月22日 16時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
塩だよ - 僕も待っています！更新って結構大変ですよね。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
なな - 更新待ってます。頑張ってください。 (2021年6月15日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明音 | 作成日時：2021年3月11日 18時
