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ゾム先輩と別れ、自分の教室に入る
それまで騒がしかった教室がボクが入った瞬間静まり返ったが、すぐにもとの騒がしさに戻った
しかし、その中にはボクの方を指さしたりみたりして何かをコソコソ話している奴らもいる
おそらく悪口かなにかなのだろうが、どうでもいい
自分のかばんを片付けたあと僕は何をするかというと、保健室へ行くのだ
保健室にはボクが唯一信頼することのできた人がいるのだ
保健室へ向かっている間もボクに対する悪口やら何やらが聞こえてくるがすべて無視する
保健室のドアをノックし、「どうぞ」という声が聞こえてきたので入る
「おはようございます、しんぺい先輩」
「ん、おはようAちゃん。じゃあ早速だけど怪我の状態見せてねー」
この先輩は、いつも保健室にいて、ボクの母親にやられたキズの手当をしてくれるのだ
先輩に言われたとおり、怪我の状態を見せるために、一度ベッドの方に行き制服を脱ぐ
もちろんこれは背中の傷を見せるためであるため前はタオルで隠しておく
「しんぺい先輩、キズの手当、お願いします」
「はいはーいって、昨日は結構ひどいね…消毒塗るからしみるかもしれないけど我慢してねー」
正直言ってこうして手当してもらうのはしんぺい先輩だからこそであり、他の人は信頼できないので特別なのである
両親はもちろん、兄ですら信頼することのできないボクのことを見放さず心配してくれ、支えてくれた先輩のことをボクはきっと＿＿＿
「Aちゃん？手当終わったよー」
そんなことを考えているうちに終わっていたようだ
「ありがとうございます、しんぺい先輩。ではボクはこれで」
先輩にお礼を言い、保健室をあとにする
「困ったことがあったらすぐに頼ってね？俺は絶対にAちゃんの味方だから！」
声をかけられ、びっくりする
今までにそんなことを言ってくれる人はいなかったから
「！ふふっ、頼もしい味方ですね。何かあったらすぐに頼るよう心がけておきますね」
「絶対だよ？あ、早く行かないと遅れちゃうけど大丈夫？」
そう言われて時計を見て授業がもうすぐ始まってしまうことに気付いた
「あー、そうですね…このまま行ったとしても遅れてしまうので、１限目が終わるまでここにいてもいいですか？」
「もちろんいいよ！Aちゃんとゆっくり話す機会があんまりなかったからたくさん話そうか」
先輩と少しでも一緒にいたいだけだったがそう言ってもらえて嬉しかった
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アイズ(プロフ) - 塩だよさん» お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (
レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - ななさん» 覚えていらっしゃらないかもしれませんが大変お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
なな - 塩だよさん» 仲間だ〜。一緒に待とう！ (2021年8月22日 16時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
塩だよ - 僕も待っています！更新って結構大変ですよね。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
なな - 更新待ってます。頑張ってください。 (2021年6月15日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明音 | 作成日時：2021年3月11日 18時
