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sngmside
身体中が痛くて目が覚める
いつの間にか寝ていたようだ
ベッドで寝ているAを見る
彼女の着ている服の袖口や襟元から僅かに見える傷跡
お母さんが言っていたことを思い出す
『Aちゃんの服を着替えさせるとき、身体中に怪我の痕があったの。大体は他人にやられた傷だと思うんだけど、自分でカッターで傷つけたようなあともあったから、気にかけておいてね』
静かに眠る彼女
はたから見たら何の変哲もない少女だが、その奥には深い闇を抱えている
彼女の手をそっと握る
｢なんで言ってくれないの…そんなに頼りなかった？もっと頼ってよっ…｣
目から涙が溢れ出す
彼女が頼ってくれなかったことよりも時分が頼られるほど信頼されていなかったことに傷つく
そんな時、彼女の目が開く
｢どうした、の？泣いてるの…？｣
彼女の手がそっと僕の頬に触れる
彼女をこうして心配させてしまう自分が嫌で、こんな自分でも優しくしてくれる彼女が愛しい
そっと包み込むように彼女を抱きしめる
｢しにー？｣
名前を呼ばれるが、返事をせずそのまま黙っている
彼女は何も言わず抱き締め返してくれた
｢大好きだよ((ﾎﾞｿｯ…｣
そっと囁いてみる
youside
目を覚ますとしにーが僕の手を握りながら泣いていた
｢どうした、の？泣いてるの…？｣
声をかけると、そっと抱きしめられる
普段ならそんなことしないのに、そう思いながら名前を呼ぶ
｢しにー？｣
返事はない
僕はしにーを抱きしめ返す
すると、しにーが耳元で囁く
｢大好きだよ((ﾎﾞｿｯ…｣
暗くて顔が見えなかてよかった
きっと今の僕の顔は真っ赤だろうから
僕にとってしにーは大切な幼馴染で、初めての友達だったから、好きという感情は友達としてでしかなかった
でも、いまのしにーの『大好き』は、友達としてではなかったと思う
長年聞いてきた声だからこそわかる
そっと囁く
｢…僕もだよ｣
そう言うと、しにーが僕の肩を掴んでバッと離れる
｢えっ！？ほ、ホントに！？｣
顔を真っ赤にして聞いてくるしにー
こくりと頷くと、しにーが急にキスをしてくる
｢しにー、顔真っ赤だね｣
そうからかう
｢Aが悪いんだし…ﾌﾞﾂﾌﾞﾂ｣
そんなしにーの様子に軽く笑みがこぼれる
｢ふふっ｣
｢そ、そういえばAはいつから僕のこと好きだったの？｣
｢んー、何時だろうね｣
｢えー！酷くない？｣
2人で目を合わせて笑って軽いキスをする
｢｢大好きだよ｣｣
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アイズ(プロフ) - 塩だよさん» お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (
レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - ななさん» 覚えていらっしゃらないかもしれませんが大変お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
なな - 塩だよさん» 仲間だ〜。一緒に待とう！ (2021年8月22日 16時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
塩だよ - 僕も待っています！更新って結構大変ですよね。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
なな - 更新待ってます。頑張ってください。 (2021年6月15日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：明音 | 作成日時：2021年3月11日 18時
