愛を知らない少女は【d!】【ntj組】

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knside

学校へ登校し、いつも集まっているところにまっすぐ向かっていく

あいつらに電話をかけた後、Aの部屋に初めて入ってみた

必要最低限のものと大量の専門書しか置いていない部屋だった

部屋の中央に置いてある机にふと目を移すと手紙が何通か置いてあることに気が付いた

宛名を見るとどうやらゾムなどに対する手紙らしい

宛名を一枚ずつ確認していくと俺に対する手紙もあった
きっと俺に対する罵倒などが書いてあるのだろう

自分の部屋に持ち帰って開けてみる

そこに書かれていたものは予想していたものと全く違うものだった





これを読んでいるということはボクの部屋でこの手紙を見つけたということだよね

ボクがこの家を出て行ったのは兄さんのせいではないよ

ただボクの心が耐え切れなかっただけだから、兄さんが責任感を負う必要ないよ

ボクがいく先は東京です

住む場所の住所は言えないけど、我々学園の姉妹校の日常学園っていうところに行きます

我々学園には成績のいい人たちは姉妹校それぞれを自由に行き来出来る制度があります

生徒会の人でもそれは可能だし、兄さんも成績がいいからやろうと思えばできるよ

もし、また会うことがあったら。もし、こんな僕を許してくれるなら。

仲が良かった頃みたいに兄さんといっぱい話していっぱい遊びたいな


兄さんへ

Aより


気づいたとき俺は涙を流していた

自分が前に進めなかった理由を妹に押し付け、無視していた

そんな自分のことを嫌わずにいてくれる妹に早く会いたい、そしてまたあの時のような関係の戻ろうと決意した



そんなことを思い出していると集合場所に到着する

「おお、やっと来たんか」

「自分が呼んだのに遅すぎひん？」

色々と声をかけられる

「遅くなった理由はおいおい話すとして、まずはここに集めた理由を話すわ」

そういうとなんとなく察したものがいるようだ

「察した人もおると思うけど、俺の妹、Aがいなくなった」

「は！？あのAが？お前何やったん？」

ゾムがいつもよりも大きな声でそう言う

「俺のせいやないらしいんやけど…とりあえずお前らに手紙があるからそれ読んでほしいんやけど」

そういって手紙を渡すとさっそく読み始めた


knside終了

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更新遅くなってすみません

受験生なので遅くなりがちです

それでも付き合ってくれると嬉しいです

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