11. ページ12
｢なあ、シャオロン出てこんのやけど、どうする？｣
｢もしかしたら居留守かもしれないめうー｣
｢１回電話かけてみる？｣
｢俺合鍵持っとるから開けて入る？｣
｢不法侵入やろw｣
男の人が多いようだ
｢とりあえず開けてはいるかあ｣
そんな声が聞こえてきた
僕がいることがわかってしまったら、シャオロンがどう思われてしまうか分からないしこの状況をどう突破すればいいのかも分からない
無駄に知識だけが詰まっている頭をフル回転させて考える
そんなことをしていると、外から聞きなれた声が聞こえてきた
｢ちょ、お前ら俺の家の前で何しとるん？｣
shaside
｢いや、今日みんなでゲームする予定やったやん｣
すっかり忘れとった！
｢あ"忘れとったわ…｣
｢早く入れて欲しいめうー｣
家の中にはAがいるからどないしょ…
｢いや、な？すっかり忘れてて友達が今家の中にいるんやけど…｣
これはまあ、しゃーないやろ
｢ならその友達も一緒にゲームすればええやん｣
こいつらにAを紹介するのは流石にリスクが高すぎる。しかも大先生おるし←
｢その友達人見知りやから｣
｢シャオロン、もしかしてなにか隠してるん？｣
オスマンに図星を刺される
｢隠しとるとしたら、その友達が女の子とかめう？｣
…こいつ勘がよすぎるわ
｢あー、まあそうなんやけどな…｣
｢ホンマに女の子なん！？ちょっと紹介してくれへん？｣
｢大先生キッショ｣
｢ｼｬｵﾁｬﾝﾁｭﾒﾀｱｲ｣
SAN値削れたわ
youside
シャオロンが来てくれたのは嬉しいけど、どうすればいいのか分からない
とりあえず、どんな人たちがいるのか分からないけど外に出てみることにした
ドアを開けるとそこにはそこそこの人数がいた
｢あ、の…シャオロン？この人たちって…？｣
シャオロンが答える前に僕の前に誰かが来て手を取った
｢こんにちは、美しいお嬢さん。僕のことは鬱くんって呼んでください。良かったらこんど僕とお茶でもどうですか？｣
｢っ！ぃやっ！｣
思わず手を払い、シャオロンの後ろに隠れる
｢A大丈夫？めっちゃ顔色悪いんやけど｣
｢っ、なん、と、か…｣
やはりトラウマというものはそう簡単に治らないようだ
｢ごめんなあ？いきなり大先生があんなことして…大先生もはよ謝り？｣
｢ホンマにゴメン！｣
｢大丈夫、です｣
あの人たちではないと分かっているのに体が拒絶する
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 148人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「wrwrd」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アイズ(プロフ) - 塩だよさん» お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (
レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
アイズ(プロフ) - ななさん» 覚えていらっしゃらないかもしれませんが大変お待たせ致しました！ (3月28日 22時) (レス) id: c69d3b62aa (このIDを非表示/違反報告)
なな - 塩だよさん» 仲間だ〜。一緒に待とう！ (2021年8月22日 16時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
塩だよ - 僕も待っています！更新って結構大変ですよね。 (2021年8月11日 1時) (レス) id: 30ee96ed2c (このIDを非表示/違反報告)
なな - 更新待ってます。頑張ってください。 (2021年6月15日 9時) (レス) id: eb678d68cd (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：明音 | 作成日時：2021年3月11日 18時
